「ユーモアと気軽さ」動画(2.13)の要約

「ティール組織」著者、フレデリック・ラルー氏によるティール組織とインテグラル理論に動画シリーズを要約しています。あくまで要約であり、すべての文言を正確に表現しているわけではございませんのでご了承ください。動画の翻訳については、ラルー氏のHPより「No more permission needed :)(許可必要なし)」とありますので、もし翻訳に協力したい方がいらっしゃれば、以下の動画の「設定」⇒「字幕」⇒「字幕を追加」で追加することが出来ます。

「Humor and lightness?(ユーモアと気軽さ)」要約

私たちは普通組織の中でとても真剣でシリアスです。

もちろん組織は高潔な目的を持ち、それは私たちにとってとても意味あるものです。

更にお金や仕事も掛かっているので、一定の真剣さは求められるものです。

しかし、考えてみると家族や友人は自分にとって仕事より大切にも関わらず、その中身は多くのユーモアや気軽さにあふれています。

この理由は、私たちの真剣さや神妙さは仕事の顔、プロフェッショナルなマスクと繋がっているからです。

私たちが全てと距離をとって、安心できると感じるためにつけなくてはならないと考えているマスクです。

ユーモアや気軽さや好奇心というのは、そういったマスクを壊して組織で人間らしくいさせてくれます。

ハイリンゲンフェルドという組織では、会議を1分間の沈黙かジョークで始めるそうです。そうすることで、いいアイスブレークとなり、気軽に話し合えるようになります。

また、サウンズトゥルーという組織ではある日に全員パジャマで一緒に朝食をとり、その後は普通の服に着替えて仕事をしようというイベントを行ったそうです。

しかしそのコンセプトが非常に面白かったため、最終的に一日中パジャマで過ごすことにしたのです!

この組織は未だに伝統的なヒエラルキーが残っているにも関わらず、マネージャーがパジャマ姿でいることで部下との関係が少し変化することに繋がったそうです。

このように、ユーモアや気軽さを取り入れる様々な方法を考えることはとても面白いと思います。

例えば、CEOの専用駐車スペースを単になくすのではなく、面白いサインをつけてみたり、週末にボランティアを募って退屈なオフィスのデザインを改装したり、、、

私の個人的な経験ですが、かつてインターネットのスタートアップで働いていた頃、その会社には沢山のおかしなぬいぐるみが置いてありました。

社員はその中から一人一つぬいぐるみを選ぶことができ、机に置いたり会議やランチなどに連れて行きました。これは本当に馬鹿馬鹿しいことですが、自分の色んな側面を曝け出すことに繋がっていたのです。

こんな風に真剣さや深刻さを打ち破ることで、大きな安心感が生まれ、自分らしくいることができるようになります。

そしてこれは組織のリーダーへの質問ですが、

ユーモアや気軽さはあなたの人生にとってどんな役割を果たしていますか?

そしてどのくらいユーモアや気軽さを生活に取り入れていますか?

もしあなたがより多くのユーモアや気軽さを望んでいるなら、この組織変容の旅が望みを叶える一つの方法かもしれません。

もしくは、もしあなたがそれを望んでいなくても他の誰かは望んでいて、組織を面白い場所へ変える権利を欲しているかもしれません。

それならば、その人に組織をユーモアや気軽さが溢れる場所に変容してもらうよう頼むのもいいかもしれませんね。

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